避妊で産み分け

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産み分けと避妊には、重要な関連があります。
そこで、できるだけ確実に避妊ができるよう、
避妊法について解説します。

<基礎体温法>

基礎体温表をつけていれば、だいたいの排卵日がわかるようになります。
しかし、避妊は、排卵日の前後だけすればいいのではありません。
なぜなら、精子の寿命には、その時々の体調が関係しますし、
また、個人差もあります。
だから、月経のすぐ後でも、失敗することもあるのです。

それと、基礎体温表からわかる排卵日についても、
やはり、絶対的に確実とはいえません。
排卵日の後、高温期に入り、
体温が上がりきっても、3日間は避妊が必要です。

そういうわけで、
基礎体温での避妊は、月経周期の不規則な人には不向きです。
また、月経周期が規則的な人であっても、
他の避妊法と併用すべきです。


<ピル(経口避妊薬)>

ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンを合成してつくったホルモン剤です。
体を、人工的に妊娠中と同じ状態にします。
そうすることで、排卵を抑え、実際の妊娠を避けるのです。

ピルを使用すると、排卵がなくなります。
だから、産み分けをするのであれば、
最低でも、3ヶ月以上前にやめる必要があります。


<ペッサリー>

ペッサリーとは、
スプリング状の金属の輪に、
椀型のゴム膜を張った女性用の避妊具で、
直径が7センチ〜8センチあります。

使い方は、
女性が自分で入れ、子宮口をふさぎ、
精液が子宮に入るのを防ぎます。

医師に子宮口をはかってもらい、
自分にあったサイズのものを選びます。

ペッサリーは、洗えば、何度でも使えます。


<マイルーラ>

マイルーラは、
精液のなかの精子を殺す殺精子剤を、
オブラートのような薄いフィルムにして、
子宮口をおおうものです。

セックス前に、女性が自分で入れます。

マイルーラは、挿入して5〜7分くらいで避妊効果が現れ始め、
それが2時間ほど続きます。

マイルーラだけでは避妊効果が薄いのが実状で、
他の方法と併用すべきです。


<膣外射精>

膣外射精は、
男性が射精する直前、
ペニスを抜いて、膣の外に精液を出す方法です。

しかし、この方法はダメです。
アテにしてはいけません。

まず、射精する直前にペニスを抜くといっても、
タイミングがずれたら、それでおしまいです。
また、それがうまくいったとしても、
膣のなかにある時点で、
精液が少量漏れている可能性大です(実際、漏れます)。

これは避妊法ではないのです。
ダメです。


<避妊リング>

たとえ卵子と精子が受精しても、
その受精した卵が子宮内に着床しないことには、
妊娠は成立しません。

避妊リングとは、
子宮の中にループ状やリング状の器具を入れて、
受精卵が着床するのを防ぐ避妊具です。

避妊リングは、産婦人科で、医師に入れてもらいます。

避妊リングを入れたら、定期的に検診が必要になります。
しかし、取り替えるのは、2年に1回くらいです。

いうまでもありませんが、
この避妊リングをしていると妊娠はできないので、
妊娠したいときは、あらかじめ病院ではずしてもらいます。


<コンドーム〜最も信頼できる避妊具〜>

一番手軽で、一番信頼性がある避妊具は、ご存じ、コンドームです。
コンドームは、薄いゴムの袋で、ペニスにかぶせて使います。
文具の指サックと同じ形で、あれを薄くしたのがコンドームです。

コンドームの先には、ちょっとしたスペースがあって、
ここに、射精した精子を貯めるのです。

コンドームは、どこででも売られています。
コンビニにもあります。
通信販売なら、いつでもどこでも手に入ります。
街角の、昔ながらの薬局の前に、コンドーム専用の販売機が設置してあることもあります。

(意外に、使い方を知らない女性が多い)
コンドームは、避妊具としては一番有名なものですが、
羞恥心もあるのか、
女性のなかには、見たこともない人が、けっこういるようです。
そういう人は、当然、使い方も知らないでしょう。

しかし、コンドームの使い方は、いちおう知っておく必要があります。
コンドームを使うのは男性だから、用意するのも男性だと決めつけていると、
いざというときに、もしも男性が忘れていたら、たいへんなことになります。
女性の側も、常に用意しておくのがベストです。


(コンドームを嫌う男性には)
男性のなかには、コンドームを嫌がる人もいます。
その理由として、
まず、めんどうだということ。
気持ちが盛り上がってきたところで、装着のために中断するのが嫌なのです。
また、どんなに薄いといっても、
やはり、装着感はあるので、
つけないでするセックスよりも、質感が落ちるのです。

しかし、そんな男性の言い分ばかり聞いているわけにはいきません。
確実な避妊を目指すのなら、コンドームは必須です。

したがって、一番いいのは、
女性がコンドームをつけて上げることです。
そうすれば、盛り上がってきた気分に水を差すどころか、
かえって、男性は喜ぶでしょう。
愛撫とともに装着してあげるわけです。


(ペニスに装着する方法)
ここでも指サックに登場してもらいます。
あれをはずすとき、指の尖端を引っ張っても、ダメですね。
ストッキングみたいに、根元の方からくるくる丸めてくると、うまくはずれます。

コンドームは、初め、そのような状態で袋の中に入っています。
指サックをくるくる丸め終わった状態で。

ペニスに装着するときは、
尖端の、精液をためるための出っ張りのところを、
ねじるようにして指で押さえます。
(これをしてから装着しないと、ここに空気が入って、うまくいきません)

それから、くるくる丸めてあるのを、元に戻すようにしながら、
ペニスにかぶせていきます。
(彼と遊びながら2,3度練習すれば、修得できます)

コンドームは、ペニスの根元までかぶせましょう。
ただし、根元に近づくに従って、
男性の陰毛もいっしょにかぶせてしまいがちです。
陰毛もいっしょにかぶせてしまうと、
セックスの際、男性は、陰毛が引っ張られて痛くてたまらず、
セックスどころではなくなってしまいます。
したがって、陰毛を片手で除けながら、かぶせます。
※爪を伸ばした女性は、
こうした一連の動作には、十分に注意しましょう。
穴を開けたら、つける意味がありませんから。


(使用する際の注意点)
ゴムというのは、時間が経つと劣化します。
車のタイヤでも、たとえ山がまだ残っていても、
何年も経過しているタイヤは、実際の役にはたちません。

コンドームも、使用期限が切れたものは使ってはいけません。
破れることがあるのです。

ラブホテルなどに備え付けてあるコンドームは、
使用期限がアテにならないので、
決して使ってはいけません。

また、コンドームは、セックスの中途でつけたのでは、意味がありません。
「膣外射精」のところでも触れたように、
射精前にも、少量の精液は漏れているのです。
だから、いざ膣に挿入する、その直前に装着しましょう。

それから、コンドームをつけ、セックスをして、射精したとします。
しばらく余韻を味わうのはいいにしても、
射精後に、いつまでも膣のなかにペニスがあるのは、ダメです。

射精後、ペニスが萎縮し、
膣のなかでコンドームがはずれてしまうことがあるからです。



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