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産み分けのカウンセリングを受けようと決意し、いざ病院が決まったら、
さまざまな診察を受けることになります。
ここでは、診察の流れを一通り見ておきます。
(病院によって多少異なりますが、目安として)
@受付
産み分けは、基本的に、健康保険の適用はありませんが、
受付では、多くの病院で、保険証を出すようにいわれると思います。
これは、内診などの結果、子宮筋腫などが発見された場合、
当然、その治療を行うことになるわけですが、
この治療は、保険が適用できるからです。
さて、病院にもよりますが、
問診票に記入するよう指示されるところもあります。
こうした問診票には、
これまでの妊娠、出産の経過、
これまで出産した子供がいれば、
出生児の体重など、
そういったことを書き込みます。
したがって、もしも2人目以降の出産であれば、
上の子の母子手帳などを持参すると便利です。
また、子宮筋腫とか子宮内膜症といった婦人科系の治療歴をきかれることもあります。
治療歴のある人は、事前に、何年前に治療したか、といったことをメモしておきましょう。
A問診
診察室に入り、医師の問診を受けます。
病院によっては、この前に、尿検査をするところもあります。
尿検査は、妊娠の有無とホルモンの分泌の様子を見るためです。
さて、問診では、
事前に書いた問診票や持参した基礎体温表をもとに、
医師からいろんな質問を受けることになります。
産み分けのカウンセリングなので、
当然、セックスに関しての質問もあります。
でも、ここは恥ずかしがる場面ではありませんから、
あるがままに、正直に答えましょう。
医師は、基礎体温表から、排卵日の見当をつけます。
ご存じのように、排卵日は、体温が低温期から急に高温期に上がったときです。
しかし、これには個人差があって、
人によっては、体温の上がりが2カ所あったり、
高温期と低温期の区別があまりはっきりしなかったり、
判断がとても難しいことがあります。
(だからこそ、カウンセリングを受けにきたのですが)
したがって、医師からの質問に答えるだけでなく、
こちらからも、日頃から不安に感じていたり、悩んでいることなどを、
積極的に質問するようにしてください。
B内診
妊娠のときと同じように、内診台に上がり、診察を受けます。
調べるのは、妊娠できる状態にあるかどうか、です。
というのも、そもそも体が妊娠できる状態になければ、
産み分けのカウンセリングをしても意味がないからです。
まず、消毒をする前に、膣のあたりから粘液を採取します。
この粘液によって、子宮がんや性感染症について調べるのです。
つぎに、膣を消毒します。
そして、膣、子宮、卵巣の状態を調べます。
筋腫(きんしゅ)がないか、嚢腫(のうしゅ)がないか、
かたいかやわらかいか、
卵巣に腫れがあるかないか、
卵管に異常はないか、
子宮口はどういう状態になっているか、
膣の粘度は正常か、
といったことを調べます。
膣鏡という小さな鏡を膣に入れて、
なかの様子を見ることもあります。
一人目のときに赤ちゃんがなかなかできなかった人、
基礎体温が不安定な人、
こうした人は、特に念入りに調べます。
内診を受けるときは、
体の力を抜いてください。
緊張で力が入ると、
子宮の大きさが変わったり、
筋層の部分のかたさが正確にわからなくなったりするからです。
C超音波検査
排卵の最終的な確認は、超音波検査によって行われます。
超音波とは、人間の耳では聞き取れない高い周波数の音のことです。
この超音波を体に投げかけると、
組織の密度の違っている部分で跳ね返るため、
断面図が画面に映し出されるわけです。
超音波をプローブといいますが、
膣のなかに直接入れるのが、経膣プローブ。
おなかの上から当てるのが、経腹プローブです。
排卵の確認には、経膣プローブを使います。
経膣プローブで卵巣や子宮を観察すると、
排卵の様子がかなりはっきりわかるのです。
そもそも卵胞というのは、1日に1〜2ミリくらい成長します。
そして、排卵の当日には、直径23〜25ミリくらいになり、
形はまん丸です。
超音波で、現在の卵胞の大きさを計測すれば、
そこから排卵日を予測することができるのです。
もっとも、卵胞の大きさには個人差があります。
20ミリ程度で排卵する人もいれば、
26ミリにも達してから排卵する人もいます。
23〜25ミリというのは、あくまでも平均値です。
そういうわけで、理想をいえば、何度か検査して、
その人の大きさを突きとめておけば、
より正確な排卵日が特定できることになります。
D排卵日の特定→産み分けの指導
排卵日が特定されたら、
性交のタイミングとか方法について、医師が指導します。
また、先に行っておいた尿検査や子宮頸管粘液の検査結果も、
この時点で教えてもらえます。
尿検査によってわかるのは、ホルモンの分泌についてです。
排卵が近づくと、脳下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH)と
黄体刺激ホルモン(LH)が分泌されます。
こうした性腺刺激ホルモンにより、卵巣が刺激を受け、
卵胞が成熟していきます。
LHは、排卵前36時間ころに尿のなかに出現し、
出現したかと思ったら、急に消えていくホルモンです。
そこで、このLHをチェックする指示薬によって、
かなり正確に排卵日を知ることができるのです。
子宮頸管粘液の検査は、粘液の結晶の形により、排卵日を推測します。
採取した子宮頸管粘液を乾燥させ、顕微鏡で見た場合、
もしも排卵が近いときには、粘液は、きれいなシダ状の結晶に見えます。
このシダ状の状態によって、排卵日を特定するわけです。
さまざまな検査の結果、
十分に妊娠できる状態であり、
なおかつ、排卵日も近いのであれば、
性交のタイミングなど、具体的な指導がなされます。
検査の時期によっては、排卵日までまだ間があることもあります。
こういうケースでは、
排卵が近くなってから再度受診し、
そこであらためて性交のタイミングを決めます。
1度目で妊娠しないこともあります。
そのときは、また通院を続行して、再度トライします。
〜産み分け〜
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