産み分けの検査

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産み分けのために行う検査は、病院によって異なります。
ここでは、代表的なものをご紹介します。

<ホルモン測定>

卵胞の発育速度には個人差があります。
そこで、より正確さを求めるために、
超音波検査と併用する形で、ホルモン測定を行います。

尿、血液のなかのホルモンを測定し、排卵日を推測します。

○女の子希望の場合
超音波検査の卵胞の計測で、排卵まであと2〜3日だと考えられる場合、
血液検査をして、血中エストラジオールと黄体化ホルモンの測定値から、
排卵日を予測します。

○男の子希望の場合
超音波検査で排卵日が近いと推測されたら、
尿中の黄体化ホルモンを測定します。
また、排卵まで1日以上あると推測された場合には、
血液検査をして、血中エストラジオールと黄体化ホルモンを測定し、
排卵日をより正確に予測します。


<超音波検査>

超音波検査では、排卵される、その直前の卵胞の大きさを計測します。
多くの人は、卵胞の直径が20oを超えると排卵するので、
計測された卵胞の大きさから排卵日を推測するわけです。

超音波検査は、副作用も痛みもない安全な検査です。

○女の子希望の場合
卵胞の直径が16〜17oが排卵の2日前と考えられ、
女の子希望の場合の、性交日の目安となります。

月経開始から10〜12日目に来院してもらい、計測します。
計測の結果、卵胞がまだ10o以下なら、
数日後に再検査し、そこで性交のタイミングを推測します。

○男の子希望の場合
卵胞が直径20oほどになったときが排卵日と考えられ、
男の子希望の場合、この日が性交日の目安となります。

月経開始から12〜14日目に来院してもらい、計測します。

16〜17oで排卵2日前、
18〜19oで排卵日前日と考え、
計測の結果、まだ14o以下なら、
数日後に再検査を行い、排卵日を推測します。


<子宮頸管粘液の検査>

子宮頸管粘液の量は、産み分けや妊娠に大きな影響を及ぼすものの1つです。
しっかり観察して、粘液が多すぎたり、少なすぎたりする場合は、
調節していきます。

○女の子希望の場合
女の子を望んでいる場合、子宮頸管粘液の量が少ないことが大切です。
あまり量が多いときには、その月経周期には避妊するよう指導します。

必要なら、排卵誘発剤の内服薬を服用することで、
子宮頸管粘液の量を減らすことができます。
※※※ここで使用する排卵誘発剤はクロミッドという内服薬ですが、
この薬には副作用があり、
まさにその副作用を利用して子宮頸管粘液を減らすわけです。
したがって、使用量などには十分な注意が必要になり、
よく相談しながら進めなければなりません。

○男の子希望の場合
男の子を望んでいる場合、
Y精子が活性化されるよう子宮頸管粘液の量はたっぷりある必要があります。
排卵が近づくと、子宮頸管粘液が多くなるのですが、
検査をして、あまり多くないときは、
その月経周期には性交を中止するよう指導します。

子宮頸管粘液は、排卵誘発剤の注射で量を増やすことができますが、
この際、複数の卵胞が育ってしまわないように注意深く使うことが大切です。
したがって、子宮頸管粘液の調節は、よく相談した上で行うべきです。


<膣を酸性に、アルカリ性に>

膣のなかが酸性であるか、アルカリ性であるか、
これは産み分けの大きな鍵になります。

膣のpHは、子宮頸管粘液の量によっても変わりますが、
ピンクゼリー、グリーンゼリーを使って調節することもできます。

○女の子希望の場合
外部からの細菌の侵入を防ぐため、膣のなかは通常酸性に保たれています。
しかし、排卵が近づくと、子宮頸管粘液が増えるため、
アルカリ性が強くなっていきます(というか、中性に近くなり、酸性ではなくなる)。

女の子を妊娠するためには、酸性を保たなければなりません。
そこで、性交するときは、女性が、性的にあまり興奮しない工夫が必要になります。

ピンクゼリーは、膣内を少しでも酸性に保つ働きがあります。
性交直前に、ピンクゼリーを使うことは、とても有効です。

○男の子希望の場合
排卵日に近くなれば、子宮頸管粘液の量が増え、
膣のなかは中性に近くなっていきます(つまり、酸性でなくなる)。
しかし、より確率を高めるためには、
性交の際、女性がより興奮するように、十分時間をかけることが大切です。

グリーンゼリーは、膣内を少しでもアルカリ性にするための薬です。
性交直前に、グリーンゼリーを使用するといいでしょう。


<排卵障害>

月経周期が長かったりする排卵障害、
また、無排卵月経などの人がいますが、
こういう人は、通院し、排卵誘発剤を使ったりすれば、
産み分けを行うことができます。

排卵誘発剤は、通常、不妊治療に使うのですが、
使い方しだいで、産み分けにも応用できるわけです。

○女の子希望の場合
排卵誘発剤の内服薬クロミッドを使用すると、
子宮頸管粘液が減少することが多く、
女の子を希望している人には好都合になります。

また、女の子を産み分けるには、排卵2日前が性交のタイミングですが、
実際には、その日を特定するのは難しいものです。
しかし、性交をしたその日にhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)を注射すれば、
約36時間後に排卵をするので、ピッタリのタイミングになります。

このように、確実に産み分けたい、という強い希望があるケースでは、
相談しながら注射薬を併用することもあります。

○男の子希望の場合
排卵を助けるために排卵誘発剤の注射を使用すると、
子宮頸管粘液が増えてくるので、男の子を希望する場合には好都合です。

また、卵胞が成熟したときにhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)の注射をすると、
約36時間後に排卵するので、
排卵のタイミングを正確にしたいのなら、
hCGも併用していけば、確率は上がります。
もちろん、よく相談しながら使用を決めていきます。



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